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このブログは普段大きな声に出して叫べない子供への愛を思いっきり綴り、欲求を叶えてくれるというものです。

でるか?【念力】

休日のひとこま。


お昼になろうかという頃、


お姫がすごくグズりだしたので

きっと眠たいのだろうと思い


抱っこして子守り歌を唄うとお姫はすぐに眠りについた。



それでもあまり深い眠りにはつかず

寝ては起きてを繰り返す。



妻と息子はお買い物でお出かけ中だ。



何とかこの静かな一時に

しっかり睡眠をとらせてあげたい。



私はリクライニングに体を委ねたあと


体の上にお姫をうつ伏せに寝かせて

リクライニングを揺らしていると、


あっという間にお姫は深い眠りについた。




やっと眠ってくれた。よかった。



その体勢のまま30分程過ぎたころ


手持ち無沙汰になってしまい 

ちょうど足元にあるスマホに目がいった。



あのスマホをどうにかして手に入れたい。



手元から距離にして1m30cm、

足元からは30cm。



どんなに足をピーンと伸ばそうと

目的の機器には届かない。




そうだ。




このお姫にかけているタオルケットを


投げ縄の要領でスマホに投げつけて

手繰りよせてはどうか。




『えいっ』




さすが元野球部、コントロールは抜群だ。



タオルケットは程よい重心をスマホにかけ


手繰り寄せる度に

スマホもこちらへ寄ってくる。



しかしここで思わぬ障害、




スマホを充電してるではないか…



コンセントの長さが邪魔して

あと寸でのところで掴むことができない。



腕や足を絶えず伸ばしたりしているので

いろんなところがこむら返りしてくる。




せっかく眠りについたお姫を起こさずに

どうにかあのスマホを手に入れたい。



その欲求はどんどん強くなってきた。





もう、あれをやるしかない。




普段人間は自分の脳の性能を

10%しか引き出せていないという話を聞く。




私は考えた。



ここで残りの90%の性能を覚醒させれば


スマホを手元に呼び寄せるくらいの力は発揮できるのではないか。




私は唸った。



母がいきり子どもを出産するかの如く。




私の脳裏に一瞬、


なぜかエスパー伊藤が現れたその時




玄関の扉が開き息子の元気な甲高い声が聞こえる。




妻と息子が帰宅したのだ。



帰ってくるなり私のもとへ駆け寄ってきて

その騒々しさでお姫も起床。



私のこれまで試行錯誤してきた努力が

一瞬にして無に帰す瞬間だった。



これからまたいつも通りの

騒がしくも賑やかな休日の始まりだ。



皆でランチを済ませたら公園に遊びに行こう🍓